自然妊娠に近い対策法。

不妊治療で、タイミング法の次のステップとして一般的に行われているのが「人工授精」だ。

精子の数が少なめの場合をはじめ、勃起が不十分、膣内射精ができないなど、セックスに問題があるケースにも行われる。

資料:http://modeloexitoso.com/

人工授精とは、マスターベーションで採取した精子を子宮に注入する対策法「人工」という言葉から人為的な印象を持つ人もいるようだが、精子と卵子が出会いやすくするために少しサポートする程度のことで、受精や着床はまったくの自然任せだ。

つまり、自然妊娠とほとんど変わらない対策といえる。

では、手順を簡単に説明しよう。

精液を病院に提出すると、精子の状態を調べたあとに洗浄,濃縮処理をする。

できるだけ元気な精子を子宮に入れるために精液を調整するのだ。

これによりほとんどは運動精子濃度が上昇する。

この精子を、排卵時期の女性の子宮の中に、細くてやわらかい専用のカテーテル(医療用の管)を使って注入する。

女性は数十分休んだあと帰宅できる。

セックスでは、射精された精子は膣から子宮頸部を通り子宮腔へ、さらに卵子が待つ卵管へと進む。

その道程は険しく、途中で多数の精子が脱落していく。

人工授精では子宮腔内に精子を注入するので、精子がたどる道程のうち、膣と子宮頸部がバイパスされる。

「卵子に近づけるために精子に近道をさせる」というのが人工授精の考え方だ。

男性側は射精をするだけなので、身体的には負担の少ない対策である。

一方、女性側は、排卵誘発剤の服用や注射を行うことが多く、排卵予測のために超音波検査や血液検査·尿検査を受けるなど、1周期に何回か通院することになる。

人工授精の費用は施設により異なり、1回1万5000円〜3万円くらいが多い。

保険適用されず、自費診療になる。

自治体によっては不妊治療の助成を設けている場合もある。

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